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ホームアドバンテージは実際どれくらいの価値があるのか?
ホームで戦うのが有利なことは、どのファンも知っています。でもどれくらい有利で、なぜなのでしょうか。数字が示すこと、有利さの理由、そして予想がそれをどう考慮するかを紹介します。
どれくらい大きいのか
欧州の主要リーグでは、歴史的にホームチームが約45%の試合に勝ち、アウェーチームは30%弱、残りが引き分けです。得点で見ると、ホームチームは1試合あたりおよそ0.3〜0.4点多く決めるのが一般的です。
移動が楽になりピッチの差も小さくなったことで、この有利さは数十年かけて少しずつ縮んできましたが、なくなったことはありません。
どこから来るのか
- 1
観客
声援と歓声がホームの選手を後押しし、アウェーチームと審判にプレッシャーをかけます。
- 2
慣れたピッチ
ホームの選手はピッチの大きさや芝、ロッカールームを知り尽くし、いつものルーティンを保てます。
- 3
移動
長距離移動、ホテル、時差はアウェーチームの体力を奪います。特にミッドウィークの試合で顕著です。
- 4
判定
研究ではホームチームにやや有利な判定が見つかっています。VARの導入でこの影響は小さくなりました。
- 5
戦術
アウェーチームは慎重に戦って引き分けで良しとすることが多く、主導権をホームチームに譲ります。
無観客試合からわかったこと
2020年と2021年に無観客で試合が行われたとき、多くのリーグでホームアドバンテージは大きく縮み、一時ほぼ消えたリーグもありました。ファンが戻ると、その有利さの大部分も戻ってきました。
研究者にとってはまれな自然実験となり、観客が最も大きな要因のひとつであることが示されました。
どこでも同じではない
- 1
リーグによる違い
ホームアドバンテージが他よりずっと大きいリーグがあります。移動距離が長いリーグに多い傾向です。
- 2
チームによる違い
ホームでは要塞でアウェーでは平凡なチームもあれば、ほとんど変わらないチームもあります。平均よりそのチーム自身の数字が大切です。
- 3
共用スタジアム
同じスタジアムで行うダービーのように、2クラブがスタジアムを共有する場合、有利さはずっと小さくなります。
- 4
中立地
カップ戦の決勝や多くの大会の試合は中立地で行われ、そこではホームの有利さはほぼなくなります。
予想での使われ方
良いモデルは、すべてのホームチームに同じ固定ボーナスを与えたりしません。各チームがホームとアウェーで実際にどれだけ得点し失点しているかを見るので、ホームで強いチームは、どこでも同じように戦うチームより大きく評価されます。
だからFootball AIは各チームのホームとアウェーの得点を別々に見ています。そして実力が拮抗した2チームが対戦するとき、引き分けの可能性が常に近くにあるのもそのためです。
まとめ
- 欧州の主要リーグでは、ホームチームが約45%の試合に勝っています。
- 無観客試合が示したように、観客は大きな要因のひとつです。
- 移動、慣れた環境、判定、戦術も影響します。
- 平均より、各チームのホームとアウェーの数字のほうが重要です。
- 中立地や共用スタジアムでは、有利さはほぼなくなります。
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